育種改良の加速と実行

 ゲノム・遺伝学の専門家グループの目的は、次世代のためにより優秀な豚を選抜するため、新しいツールとモデルによって育種改良を加速させることです。育種プログラム管理チームは、各国の育種技術者とともに、世界中の核農場と顧客農場で育種プログラムを実施・監視し、顧客のみなさまが、最高の遺伝子製品を受け取ることができるようにしています。

機械学習とCTスキャナーによる選抜

 CTスキャニングと機械学習により、枝肉価値を考慮した選抜が可能になりました。CT画像から主要部位を認識するようにコンピュータに学習させれば、それぞれのオスの枝肉歩留まりを測定することができ、「バーチャルブッチャー」のような役割を果たすことができます。加えてCTを使用することで、主要部位の組成を赤身、脂肪、骨に分解することも可能です。Topigs NorsvinにはDeltaステーションと呼ばれる、オスのテストステーションが2ヶ所あり、CTスキャンを検定システムの一部として組込んでいます。

 TN TempoとZラインはDeltaカナダでテストされ、Norsvin DurocとNorsvin LandraceはDelta ノルウェーで検定されています。枝肉組成のバラつきのおよそ30~50%は、遺伝による説明が可能です。

 CTスキャンされたオスはすべて種雄豚選抜における候補豚であり、それぞれのオス独自の枝肉表現型が得られます。この表現型と、血統ならびに遺伝子型の情報を組み合わせることで、育種価算出の基礎となります。枝肉組成の育種価により、枝肉価値を高めるための育種を可能にします。

Topigs Norsvin Japanー日の出物産株式会社

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